こんにちは、mnjkブログ管理人です。
自分の愛用のカメラしっかりと手入れしていますか。
カメラは精密機械ですので、長く使おうと思ったら日々の手入れはかかせません。
逆に手入れをしっかりと行っておけば、撮影時に機材トラブルに巻き込まれる確率をグンと減らすことができます。
とはいえ初心者のあなたにとっては、手入れの仕方ってどうしたらいいのだろう?とか
どんな道具が必要なの?って思いますよね。そこでこれからカメラの手入れについて
説明していきたいと思います。
では早速行ってみましょう。
私が、カメラの手入れに使っている道具は以下の4点です。
①ブロアー
カメラの手入れをするときに必要なグッズの定番です。黒のポンプを押すと、
管の先から空気が出てきます。
カメラのほこりやゴミを飛ばすのに使用します。私はネットで購入したブロアーを使
っていますが、100均の物で十分使えるものが売っていますので、そちらを検討すると
よいと思います。
②パンダタオル
100均のダイソーに売っている超給水タオルです。
やわらかい材質で、ボディやレンズについた垢や汚れを落とすのに使います。
余談ですが、ダイソーのパンダタオルすごく優秀です。私は、カメラのレンズ以外に、掃除などでもよくパンダタオルを使用しています。
③接点改善剤
レンズの交換を繰り返し行ったり、ストロボを付け替えたりしていると、
通信する金属の表面がデコボコの状態になってきます。
そうすると電気を通信するときに、面ではなく、点と点で通信する形になります。
今まで撮影中にレンズの接触不良のエラーが出たことはありませんか?
このデコボコほかっておくとそうした通信エラーが出やすくなります。
エラーを改善するためには、接点部分表面の凸凹を埋め平らな状態にしておかなくて
はなりません。
そのために接点改善剤を使用します。管理人はエツミという会社から出ている接点改善剤を
使っています。
④めんぼう
細かいところにたまったほこりをとるのに使います。ファインダーやスイッチ部分など意外と
ほこりはたまりやすいです。
2カメラの手入れをしよう
それでは、早速カメラの手入れをしていきましょう。まずはボディの手入れを行います。
以下の手順に従って行ってください。
①カメラについているほこりをブロアーで落とす
まず最初に、カメラ全体についているほこりやごみをブロアーでとばしていきます。
色々な方向からカメラをみて、ごみを飛ばしていきましょう。この時、
カメラマウントのキャップは絶対外してはいけません。キャップを外した状態で行うと、
まったほこりをイメージセンサー内にいれてしまう恐れがあります。
*イメージセンサー内にほこりがはいると、撮影した写真にほこりがうつりこむことがある。
②綿棒でファインダーなど細かいところを掃除する。
ほこりやゴミは、細部にもたまっていきます。特にファインダーやスイッチ部分にはほこりが
よくたまります。綿棒の先を使ってていねいに取り除いていきましょう。
スイッチ部分
ファインダー部分
③パンダタオルでボディ全体の汚れを取る
ほこりやゴミを取り終えることができたら、今度は手あかなどの汚れを取っていきましょう。
ここでは、ダイソーのパンダタオルを使用します。ほこりを取った時と同様カメラの全体を見なが
ら、汚れを取っていきましょう。パンダタオルを使うと手垢などの汚れがとれてボディ全体がきれ
いになるはずです。
パンダタオルは本当に優秀です。しっかり拭いてきれいにしましょう
④接点に接点改善剤を塗る
最後に接点に接点改善剤を塗りましょう。この工程を忘れてしまう人が非常に多いです。
撮影時のトラブルを減らすために、しっかりとやっておきましょう。
まずは、レンズの接合部分に改善剤を塗っていきます。
キャノンの場合、カメラマウントのキャップを外すと左下に突起した部分があると思います。
ここに接点改善剤を塗りましょう。
この時に、マウント内へのごみの侵入を防ぐため、できる限り素早く終わらせることが
ポイントです。
続いて、外付けフラッシュの取り付け部分、電池の接点部分、SDカード裏面の接点部分にも
塗っておきましょう。
*なおイメージセンサー内の手入れは、行わないようにしましょう。
間違ってセンサーを傷つけてしまうと取り返しのつかないことになります。
イメージセンサー内の汚れが気になる場合は迷わずプロに頼みましょう。
3レンズの手入れについて
それでは、レンズの手入れに入っていきます。基本的にボディの手入れと順番は同じですが、
レンズにほこりやごみがついた状態で絶対に磨かないようにしてください。また、初心者の方に
多いのが、服などの硬い材質の布でレンズ表面を磨いてしまうことです。
レンズはとても繊細なので、硬い布で拭くと簡単に傷をつけてしまいます。
今までやっていた人は今日からは絶対やらないでください。
必ず順番を守って手入れしましょう。
レンズの手入れの手順は以下の通りです
①ブロアーでほこりを飛ばす
まずは、ブロアーを使って全体のほこりやゴミを飛ばしていきます。ボディの時よりも念入りに
ごみを飛ばしてください。特にレンズ面は重要です。しっかりと全体を見ながらゴミがなくなる
のを確認しておきましょう。
レンズ面は特に重要。ほこりをしっかりと飛ばしましょう
②パンダタオルでレンズ面及び全体のよごれをとる
次にパンダタオルで全体の汚れを取っていきましょう。レンズもボディと同様手あかがたくさんついてしまいます。きれいにしていきましょう。
そしてレンズ面をきれいにしていきます。再度ほこりがついていないことを確認したら、
レンズ中央から円を描くように磨いていきます。指紋等がついているかもしれませんが、パンダ
タオルでふくときれいになると思います。
③接点改善剤を塗る
最後は、レンズの接点部分に接点改善剤を塗っていきましょう。
塗る場所はレンズの後ろ側にあります。金色のところに塗りましょう。
改善剤を塗り終えたらキャップを占めておきましょう。
4保存方法について
さてすべてのメンテナンスが終わりました。次の撮影までしっかりと保存しておきましょう。
カメラの保存方法ですが、1番はカメラ用の専用ケースに入れておくことをおすすめします。
カメラは湿気に弱いです。中に乾燥材をいれて、湿気からカメラを守りましょう。
一方カメラようの専用ケースが高くて買えない、という場合は、ホームセンターなどで売っている
プラスチック製のケースに入れて保管しましょう。ケースに入れておくことでほこりなどからも
大切な機材を守ることができます。
5まとめ
今回の記事では、カメラの手入れに必要な道具。カメラやボディのメンテナンス方法
について記述しました。
カメラは精密機械なのちょっとしたことで不具合を起こします。一方で毎回こまめに手入れしてあげれば、撮影時のトラブルを極力少なくしたり、長い間使用したりすることができると思います。
よくスポーツ選手で実力のある人は道具をとても大事にするといいます。
我々アマチュアカメラマンにとって機材は、スポーツ選手の道具と一緒です。
めんどくさいと思っても毎回しっかりと手入れしましょう。
その行動が良い写真を撮ることにつながってくるのではと私は思います。
それでは、最後までよんでいただきありがとうございました。